鳥山明、イチロー、藤井聡太を生んだ愛知県。愛知県では下記期間中に、複数の旅行者向けキャンペーンを実施しています。
あいちスキ旅キャンペーン
2023年7月3日から終了日未定。平日に愛知県内に宿泊する方、有給休暇を取得して県内に宿泊する方(要証明)を対象に、旅行代金の割引や、部屋・食事のグレードアップなどの特典があるキャンペーン。楽天トラベル、じゃらん、
日本旅行、
アソビュー!などで予約可(対象施設のみ)。
2026年5月18日(月)から2027年3月12日(金)まで。愛知県内にある40の美術館や博物館などに入場できるオトクな共通チケット。名古屋港水族館やクルーズ名古屋、トヨタ博物館などが対象(対象施設一覧)。平日専用であり、販売価格は¥4,500(大人と子ども同額)。電子チケットに加え、愛知県観光協会などでは紙チケットの販売も。
ここからは、とにかく色々な場所を巡りたい方向けに、鬼スケジュールのモデルコースを紹介します!ぜひ旅のしおりとして本ページをお使いください。
また記事後半には、キャンペーン対象の宿泊施設をまとめました。主要な観光地からアクセスしやすく、高評価を受けているホテルや旅館を厳選して紹介します!
※リサーチした情報は2026年時点のものです。
前提知識
画像引用:愛知県
愛知県は、日本のほぼ中央に位置し、西は三重県、北は岐阜県と長野県、東は静岡県、南は太平洋に囲まれています。織田家・豊臣家・徳川家がそれぞれ支配していた名残から、主に県西部(特に名古屋市周辺)は尾張、東部は三河と呼ばれることがあります。
東京都内から愛知県へ向かう場合は、東海道新幹線で向かうのが最速です。東京駅からは最短1時間27分で名古屋市内にある名古屋駅に到着します。
また、尾張地域には国内の各地方にある空港へ就航している「県営名古屋空港」。知多半島には「中部国際空港 セントレア」。西三河地域には、こだまが停車する「三河安城駅」。東三河地域には、一部のひかりとこだまが停車する「豊橋駅」があり、県外へアクセスできる拠点がそれぞれの地域にあります。
【モデルコース】1泊2日で愛知県の観光地を駆け巡る
1日目
画像引用:JR東海「もれなく富士山」
東京駅から東海道新幹線の始発に乗車。1時間34分で名古屋駅に到着です。手荷物が多い場合、名古屋駅付近にホテルを予約していれば、到着後はまずホテルに向かいます。ホテルに荷物を預けない場合は、名古屋駅構内のコインロッカーを利用し早めに身軽になりましょう。
画像引用:喫茶 ボン・ヴォヤージュ「みそカツサンドプレート」
名古屋駅到着後、中央改札を出てすぐの「うまいもん通り」の名物喫茶へ。朝7時から11時までのモーニングの時間帯に1ドリンクを頼むと、ゆで卵とトースト(ハーフ)のモーニングセットがついてきます。
1ドリンクに追加¥500で、小倉トースト・ミニクロワッサンサンド・ゆで卵・サラダ・ヨーグルトまでついてくるモーニングプレートもおすすめ!お腹に余裕があれば「味噌カツサンド」や鯱型のシュークリーム「シャチボン」も頼んでみましょう。
画像引用:愛・地球博記念公園公式ホームページ
名古屋駅でお腹を満たしたら、名古屋市東部にある長久手市、ジブリパークや愛・地球博記念館などがある愛・地球博記念公園(モリコロパーク)へ!
【地下鉄+リニモ】
JR名古屋駅からは50分。新幹線改札から中央コンコースを通り、桜通口へ向かうと地下鉄東山線に乗り換えられる階段が見えてきます。東山線に28分乗車し、藤が丘駅でリニモ(八草行)に乗り換え。愛・地球博記念公園駅で下車してすぐに到着です。運転間隔が短く、日本で唯一営業している自動運転のリニアモーターカーに乗車できるため、おすすめのルートです。
【高速バス】
JR名古屋駅からは40分。新幹線改札から中央コンコースを通り、桜通口へ向かいます。ロータリーが見えてきたら右手に進み、名古屋駅交番の角を右に曲がります。名鉄百貨店本館を過ぎ、名鉄百貨店メンズ館の3、4階にある名鉄バスセンターへ。4階24番から先着順で 愛・地球博記念公園(ジブリパーク)直行便に乗車できます。
画像引用:愛・地球博記念公園公式ホームページ
モリコロパークに到着したら、まずは愛・地球博記念館へ!2005年に開催された愛・地球博では迎賓館として使用され、現在は万博の歴史を振り返れる資料館として無料で開放されています。
当時の写真や映像、各国から寄贈された展示品、販売されていたマスコットキャラクター「モリゾー・キッコロ」のグッズなどが展示されており見応え抜群。
ちなみに、園内の無料エリアにある「ロタンダ 風ヶ丘」や西口案内所などでは、愛・地球博やジブリグッズなどが揃っています。
画像引用:中日新聞「ジブリパークおさんぽマップ パーク訪問のお供にどうぞ」
ジブリパークは、愛・地球博記念公園内にある5つのエリアでスタジオジブリ作品の世界観を体感できる公園施設です。
チケットは日時を指定して予約する必要があり、購入したチケットの種類によっては入場できるエリアが決まっています。全部のエリアに入るなら「大さんぽ券プレミアム」一択です!
電車か高速バスで名古屋駅に戻り、再び「うまいもん通り」へ。炭火で表面パリッ、中はふんわりと焼き上げた、「まるや本店 JR名古屋駅店」のひつまぶしを味わいます。うな丼や白焼き、うまきもおすすめ!
画像引用:楽天トラベル
JR名古屋駅から徒歩10分。スキ旅キャンペーン対象のコンフォートホテル名古屋新幹線口へ!名古屋駅からなるべく近いホテルを押さえておくと、手荷物を無料かつスムーズに預けられるのでおすすめ。駅北西部にある太閤口から、清正公通りを西へ進んで右手に見えてきます。
2日目
画像引用:熱田神宮公式ホームページ
名古屋駅から30分で行ける日本の聖地、熱田神宮へ!1900年もの歴史がある熱田神宮には、八咫鏡(やたのかがみ)・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)と並んで、日本神話における三種の神器と言われている草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)が祀られています。
緑豊かな参道や、樹齢1000年以上の立派な大楠、見かけたら幸運が訪れると言われる神鶏(野生のニワトリ)など、歩くだけで楽しめる名古屋の一大観光地です。
ホテルから名鉄名古屋駅に向かい、名鉄名古屋本線(吉良吉田行)に乗車。神宮前駅で下車し、歩いて10分ほどのところにあります。
写真提供:(公財)名古屋観光コンベンションビューロー
熱田神宮から徒歩+名城線で40分。名古屋市のシンボル名古屋城へ!守り神である金鯱が美しい天守閣や、絢爛豪華な本丸御殿、城内庭園としては日本一の規模を誇る二の丸庭園、ご当地グルメを味わえる金シャチ横丁など、見どころ満載です!
熱田神宮から向かう場合は、熱田神宮西駅から市営名城線右回り(金山・栄方面)へ乗車し名古屋城駅で下車。そこから徒歩15分ほどで到着します。
ランチは、館内にあるPLUSTA Bentoがおすすめ!リニア・鉄道館限定の駅弁や、東海道新幹線車内で販売しているお飲み物、スジャータのアイスクリームなどを取り扱っています。
名古屋城から向かう場合は、名古屋城駅から名城線左回り(栄・金山方面)に乗車。久屋大通駅で桜通線(太閤通行)で名古屋駅に戻り、そこから名古屋臨海高速鉄道あおなみ線に乗り換えます。金城ふ頭駅で下車し、歩いてすぐです。
写真提供:(公財)名古屋観光コンベンションビューロー
金城ふ頭から水上バスを利用して30分。国内最大級の水族館、名古屋港水族館へ!
約3,000人を収容できる館内のスタジアムではイルカのパフォーマンスを実施。ほかにもシャチやベルーガ(シロイルカ)の公開トレーニングや、約3万5千匹のマイワシによるトルネードなど見どころたくさん!
リニア・鉄道館から名古屋港水族館へ向かう場合、電車のみで向かおうとすると一度名古屋駅まで戻らなければならず、最短でも1時間20分かかってしまいます。そこで、下記の2ルートがおすすめです。
【クルーズ名古屋】
所要時間は30分。金城ふ頭から水上バスに乗船し、ガーデンふ頭で下車。乗船場と水族館は海によって隔てられていますが、ポートブリッジを渡れば歩いてすぐです。1日に数本しか運行していないため、タイミングが合えば利用すると良いでしょう。
【電車+タクシー】
所要時間は30分。金城ふ頭駅からあおなみ線で稲永駅まで向かい、そこから名古屋港水族館へタクシーで向かいます。※金城ふ頭から名古屋港水族館へタクシーで直接向かうと20分程度で到着できますが、運賃は¥4,800*かかるため出費を抑えるなら電車を併用するのがおすすめです。
画像引用:大名古屋ビルヂング公式ホームページ
名古屋港駅から電車を乗り継いで35分。名古屋駅に戻り、最後に夕飯を食べてから名古屋をあとにしましょう。
おすすめは、名古屋名物きしめんが食べられる「天婦羅きしめんたもん」大名古屋ビルヂング店です。すだちが乗った創作きしめんや、味噌煮込み、天婦羅きしめんなど、豊富なメニューから選べます。
名古屋港駅から市営名港線(大曽根行)に乗車し、金山駅でJR東海道本線に乗り換え。名古屋駅で下車し、桜通口を出てすぐです。
予算(大人1名で旅行した場合)
合計:¥41,000〜
- 東京駅から名古屋駅往復:¥21,780
- 喫茶 ボン・ヴォヤージュ:¥600〜
- 名古屋駅から愛・地球博記念公園往復:¥1,340〜
- ジブリパーク:¥1,000〜
- 名古屋ひつまぶし「まるや本店」:¥3,350〜
- コンフォートホテル名古屋新幹線口:¥5,000〜
- 名鉄名古屋駅から神宮前駅:¥250
- 熱田神宮西駅から名古屋城駅:¥240
- 名古屋城:¥1,000
- 名古屋城駅から金城ふ頭駅:¥570〜
- リニア・鉄道館:¥1,200
- 金城ふ頭から名古屋港水族館:¥1,200〜
- 名古屋港水族館:¥2,030
- 名古屋港駅から名古屋駅:¥420
- 天婦羅きしめんたもん:¥890〜
【動画】ここだけは行っておきたい、愛知県の観光地
ジブリパーク
名古屋駅から電車かバスで40〜50分。ジブリパークは、長久手市の愛・地球博会場跡地に作られたテーマパークです。
もともとこの場所は、2005年当時の万博で大人気のパビリオン「サツキとメイの家(*1)」があり、「ジブリの大博覧会」が実施される、ジブリと縁の深い場所でした。そこから愛知県とスタジオジブリとの合意(*2)が進み、ジブリパークが開場。サツキとメイの家は、現在もパークを象徴する施設のひとつとして残っており、チケットの種類によっては家の中に入ることもできます。
ジブリパークと言っても、作品ごとのテーマパークが集まり、それらが集まって1つのパークになっているとイメージした方が良いかもしれません。
パークは、雨天時でもジブリの世界を丸ごと楽しめる「ジブリの大倉庫」、『耳をすませば』『猫の恩返し』で登場した建物がある「青春の丘」、タタリ神や乙事主がいる「もののけの里」、『魔女の宅急便』『ハウルの動く城』などをイメージした「魔女の谷」、『となりのトトロ』の世界が楽しめる「どんどこ森」など、5つのエリアで構成されています。
2022年11月1日に開園してしばらく経過しましたが、園内は平日や土日を問わず混雑しています。待機列が発生するエリアや施設があり、グーチョキパン屋やハウルの城などには長蛇の列。大人気施設に並ぶなら、その日に行けないエリアが必ず出てきます。
もし、1日しかジブリパークに行けない場合は、ご自身の好きな作品の世界を楽しめるエリアや施設を優先し、どのエリアには行かないか事前に決めておくのが鉄則です。
*1 愛・地球博「サツキとメイの家」
*2 東海テレビ「ジブリパークはなぜ愛知だったのか…鈴木敏夫の心を動かした『1人の火付け役』隠された思いとその舞台裏」
名古屋城
名古屋駅から電車を乗り継いで30分。名古屋駅の北東部に、近世城郭の完成形と言われる名古屋城があります。
戦国時代、名古屋城がある場所には、桶狭間の戦いで知られている今川氏が築城した那古野城がありました。後に織田信長の父が略奪し、しばらくは織田家によって管理されていましたが、やがて廃城に。
江戸時代になると、徳川家康が尾張地方の拠点として再び城を築き上げ、名古屋城は徳川家の重要な拠点になりました。
明治に入り、名古屋城は徳川家から陸軍省に引き渡され、後に宮内省の管轄に。皇族の宿泊施設として名古屋離宮と呼ばれるようになります。
昭和に入ると、名古屋離宮は名古屋市へ下賜され、再び名古屋城と呼ばれるように。このころから一般公開され、これまでは入場を許されていなかった市民に開かれました。
しかし1945年の太平洋戦争末期に、米軍による大空襲によって天守閣や本丸御殿などが焼失しています。幸い、本丸御殿障壁画のうち、襖、障子、天井画など取り外し可能なものは避難されており、焼失を免れました。その後、名古屋城は再建を果たし現在の姿になっています。
時代ごとに所有者が代わりながらも、建ち続けた名古屋城。敷地内のさまざまな場所で、名古屋城が辿ってきた歴史を感じることができます。
参考:名古屋城公式ホームページ「名古屋城の歴史」
名古屋港水族館
名古屋駅から電車で30分。名古屋港水族館は、延床面積・総水量ともに国内断トツのトップ、約500種の生き物が展示されている、日本を代表する水族館です。
また名古屋港水族館は、千葉県の鴨川シーワールド、兵庫県の神戸須磨シーワールドと並んで、シャチを飼育している珍しい水族館でもあります。2025年にはオスの「アース」が亡くなり、それ以降はメスの「リン」1頭のみが飼育・展示されています。
日本では、野生のシャチを捕獲することが原則禁止(*1)。また国内にいるシャチは、神戸須磨シーワールドにいる「ステラ」を母・祖母として全頭が血縁関係にあり、今のところ飼育下繁殖は不可能。人口繁殖の試み(*2)もあるようですが、成功したというニュースは今のところ聞きません。
将来的には水族館でシャチが見られなくなるかもしれません。名古屋に行く機会があれば、ぜひシャチの「リン」に会いに行きましょう。
*1 水産庁「令和5年度 国際漁業資源の現況 シャチ 北西太平洋」
*2 中日新聞「名港水族館と三重大 全国初 シャチ繁殖挑む 野生 批判で入手困難」(2018年)、笹川平和財団「鴨川シーワールドにおけるシャチの研究」(2015年)
リニア・鉄道館
名古屋駅から電車で25分。JR東海の本社がある名古屋市にリニア・鉄道館があります。在来線からリニアまで数多くの実物車両が展示されており、模型や映像、シミュレータなどによって、鉄道の世界を楽しむことができます。
リニア・鉄道館で詳しく取り扱っているリニア中央新幹線は、営業最高時速500kmで走行し、品川・大阪を最速67分で結ぶ夢のような新幹線です。
リニアがまだ運行していない日本では、関東・中京・近畿間を移動する人の多くが東海道新幹線を利用しています。東海道新幹線は、1964年(昭和39年)の開業から長い年月が経ち、トンネルや高架橋など各所で悲鳴が上がっている状況です。
南海トラフ地震の発生がいつになるか分からない中、東海道新幹線への依存を抜本的に解消するため、内陸側にも大動脈を1本増やすリニア整備計画が進められてきました。
2011年に発表された計画では、品川駅・名古屋駅間の開業を2027年としていました。しかし、約8.9km通過する静岡工区に関して、静岡県との交渉が難航し開業を断念。2026年7月に静岡県知事がようやく着工を容認し、2035年以降の開業を目指して計画が進んでいます。
将来的に通過と停車をする駅は、品川駅(東海道新幹線直下40m)・神奈川県駅(相模原市)・山梨県駅(甲府市)・長野県駅(飯田市)・岐阜県駅(中津川市)・名古屋駅(東海道新幹線直下30m)・三重県駅(亀山市)・奈良県駅(奈良市)・新大阪駅(詳細不明)。全線が開通されれば、さまざまな場所へより気軽に旅行できるようになります。
参考:JR東海「リニア中央新幹線」、朝日新聞「リニアはいつ走り出すのか 「最後の1ピース」の着工容認とこれから」など
【高評価】愛知県の旅行割キャンペーン対象のおすすめホテル・旅館
名古屋市
- 中村区(名古屋駅付近)
- 中区(名古屋城付近)
- 熱田区(熱田神宮付近)
安城市
豊橋市
中部国際空港付近
知多郡
サムネイル画像:Freepik – Magnific.com


