悩む人
といった悩みを解消するのが、『世界一やさしい問題解決の授業』です。
起業家のけんすうさん(@kensuu)なども推薦している名著です。
「コミュニケーションが苦手なんです・・・」という人には「世界一やさしい問題解決の授業」を読んだあとに「考える技術・書く技術」を読むだけで、結構な割合が解決しそうな気がしている・・・。
— けんすう👀@アル (@kensuu) January 15, 2019
この本を読むことによって、悩みや疑問を解決することができる具体的な方法を知ることができ、ライティングに活かすことができます。
この本はいわば、考えるための道具を提供してくれるのです。
あなたは自分の頭で考えるための道具を持っていますか?
もし思い当たらなければ、この本を手に取ってみると良いかもしれません。
考えるための道具を1つご紹介
『世界一やさしい問題解決の授業』には考えるためのツールがいくつか登場してきますが、中でも「分解の木」は思考力を上げるために、初心者でも簡単に使うことができる基本的なものです。
「分解の木」とは、何か問題を解決する際、まず問いの質を上げるためにその原因を洗い出したり、問題に対する打ち手を幅広く浮き彫りにするために使うツールです。
例えばですが、「twitterのフォロワーが増えない」という問題があるとして、どうすればフォロワーが増えるかなあと悩んでいても具体的な解決策は見つかりません。
イメージするならば、目的地にたどり着くために日本地図を広げているような状況です。もっとマップをズームさせるために、「分解の木」は役立ちます。
以下で簡単な例を作ってみました。実際にぼくが直面している問題を取り上げています。
このようにして、問題の原因を「なぜ」「だから何」と自問自答して具体化していき分解していきます。
人間の五感の中で視覚から入ってくる情報量は、全体の8割と言われているほどなので見える化することによって、誤魔化すことなく理解することができます。
思考力の高い人からすればまだまだだと思いますが、上記の「オリジナリティが無い」という原因を解消するために、ぼくは思考力を高める必要があると考え、『世界一やさしい問題解決の授業』を手にとった次第です。
こういったツールはあくまで一例でして、他にも
・課題分析シート:効率よく情報収集をするためのツール
・意思決定ツール:迷った時に使えるもの
など、学校や職場などで使える汎用性の高いツールが紹介されているので、気になった方は是非『世界一やさしい問題解決の授業』を読んでほしいです。
そもそも問題解決とは
困難を乗り越えるための「問題解決」とはそもそもなんでしょうか?
こちらも本書では分解して解説されています。
出所:渡辺健介『世界一やさしい問題解決の授業』p19
・問題の原因を見極め
・効果的な打手まで考え抜き
・実行すること
これらが「問題解決」であると作者は主張しています。
この問題解決のノウハウは、そのまま記事の執筆に役立ちます。
・問題の原因を見極め➡︎その原因を根拠とともに提示する
・効果的な打手まで考え抜き➡︎解決策を主張する
・実行すること➡︎アフィリエイトリンクに飛んでもらう
おわかりいただけたでしょうか。この本はライターのための本なのです。(もちろん他の職業や学生の方でもめっちゃ参考になります!)
まとめ:なぜこの本は売れたのか
2万部売れれば大ヒットというビジネス書の世界ですが、本書は50万部に近い超大ヒットのベストセラーになりました。
なぜこんなに売れたのかというと、中高生向けに作られたためとにかく読みやすいからだと思います。
本の厚みは薄く、内容にも無駄が無い、イラストでわかりやすく解説されている、など手に取りやすい工夫が施されまくっています。
とにかくヘルシーな本であり、吸収しやすくもありますが、中身は「考えるための道具」「原因の見極め方」「解決策の打ち出し方」「目標設定のやり方」「目標達成のやり方」などが具体的に書かれており、非常に濃い作品です。
是非手にとってみてはいかがでしょうか。
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